2016年10月3日月曜日

この資格でできること

排水設備工事責任技術者になると、各市町村の下水道指定工事店になることができます。従って水道屋として独立するにはぜひとも欲しい資格です。もっとも排水だけではなく、給水の資格も必要となりますから、この資格だけでは十分とは言えません。

一方で、指定工事店でないとできない工事は、排水設備の新設、増設や改築になります。ですから、修理や清掃の工事を行う業者は資格が必要ありません。この範囲の工事業者で水道修理店として営業している業者も数多くあります。

余談ですが、指定工事店は資格者が1名以上いるというだけですので、工事の質や料金を担保されているわけではありません。工事を発注するときには複数の指定工事店を比べてみるといいでしょう。なお制度の細部は各公共下水道管理者により多少異なりますので、確認してください。

0 件のコメント:

コメントを投稿